***** 上部頸椎テクニック *****
頸椎(背骨の首の部分)の一番上の骨と2番目の骨は、脳から全身に行く神経の出口です。
また、神経の本管(脊髄)と脳を覆っている膜(硬膜)は、靭帯を介して、
頸椎(背骨の首の部分)の一番上の骨と2番目の骨と
結合していますので、頸椎(背骨の首の部分)の一番上の骨と2番目の骨がずれると、
神経の本管(脊髄)と脳を覆っている膜(硬膜)に余計な緊張が生じ
全身に行く神経の本管(脊髄)にも影響を与えてしまいます。
(Upper Cervical Subluxation Complex Kirk Eriksen,D.C. 著 P75)
ですから、頸椎(背骨の首の部分)の一番上の骨と2番目の骨に
神経伝達機能の妨害が起きると、神経システムのすべてに影響を与えてしまいます。
これらのことから、このテクニックでは、
頸椎(背骨の首の部分)の一番上の骨と2番目の骨が神経伝達機能の妨害の根本原因であるとします。
当事務所では、このテクニックをメインにアジャストメントをしていきます。
下の写真のように
アジャストメントの方向に高速低振幅スラスト(適度な浅さの力をすばやくやさしく加えること)を
行い、神経伝達機能の妨害を取り除きます。
再生ボタンを押すと動画が見られます
頸椎(首の骨)1番のアジャストメント うつ伏せのままで行う方法
頸椎(首の骨)1番のアジャストメント 横向きに寝る方法
* テクニックの教則本ではありませんので表現をわかりやすくするため説明を省略しています *
**** 参考図書 ****
Neurocalometer Neurocalograph Neurotempometer Research As applied to
EIGHT B.J.Palmer Chiropractic Clinic CASES
肝硬変と肝臓ガンを患った人にアジャストメントした臨床結果が載っています。
(Cirrhosis and
Cancer of Liver-Case No.917)
L.W.Sherman.D.C. ,Ph.C.
The Subluxation Specific—The Adjustment
Specific
B.J.Palmer.D.C.
THE KNOWN MAN or An Explanation of“The Phenomena of
Life” or
Constants and Variables
As Applied to Accuracy of
The B. J. Palmer Chiropractic Clinical
Procedure
B.J.Palmer.D.C.
HISTORY IN THE MAKING
B.J.Palmer.D.C.
Precise, Posture-Constant,Spinograph,Comparative
Graphs
Green Book VOLUME XX
B.J.Palmer.D.C.
Orthospinology Procedures: An Evidence-Based Approach to Spinal
Care
Kirk Eriksen,D.C.
Roderic P.Rochester,D.C.
Upper
Cervical Subluxation Complex
エイズの患者にアジャストメントした臨床結果が載っています。
Kirk Eriksen,D.C.
”上部頸椎カイロプラクティック ” - 哲学、科学、芸術
著者 賀来 史同 (かく ふみお)
出版社 エンタプライズ株式会社